はじめての皆さまへ

想い

体験レッスン

Yogaばなし

丹田って?

想い

長年ヨガのレッスンをしてきて感じるのは、その人によってヨガとの関わり方や求めているものが異なり、その歩みが十人十色ということです。
健康のために楽しくやりたい、身体能力の向上(スポーツ・身体芸術…)、心身の落ち着きを得たい…etc
こうした様々な目的の皆さまが安心してヨガに取り組んで、快適に日々を過ごせたり、ご自分が深いところで しっくりくる生き方や 本来の輝きに繋がっていくことができたらとても嬉しく思います。

いまの自分の中にもともとある可能性・豊かさ・調和を各自が自分自身で感じ見い出していくことを大切にしていく…
そんなスタイルでヨガをしている小さな寺子屋のようなスタジオ(Studio&School)です。

人間の心身はその時々の状態によって変わります。それは自然の移ろいのようなものです。
また同じポーズをとっても、当然その人によってそれぞれの“状態”が生まれます。 いまの自分の心身に意識を向けてヨガを行っていくことでその可能性が深まり広がっていきます。
例えば  それは健康であったり、心身の柔軟性、心の深い落ち着き、身体では筋肉が育まれたり、関節の可動域の広がりなど…
大切なのは、その人なりの歩みです。 どうぞご自分の  ここちよいペース  で始めてください。

当スクールでは、ポーズ(アーサナ)や瞑想、呼吸法などで、健康・自然体を深めながら、体感・体得的に“自分”という生命との繋がりをクリアに深めていく… そんな「   場   」でありたいと思っています。

体験レッスン

ヨガをはじめる動機は「ヨガに興味がある」「健康になりたい」「やせたい」「自分と向き合いたい」など…いろいろ。
最初は“柔軟性をつけたい”目的ではじめたのに、続けるうちに以前よりも落ち着きある、寛容な自分に気が付いたり…きっと多くの皆さまが最初の動機を超えて自分の中にあるたくさんの豊かさを経験していくことができると思います。
スクールでは、“自分の心身の声”に耳を傾けてヨガをすることを大切にしています。それは自分の“心身の調和”を深めていくベースになるからです。

入会する前に一度レッスンを受けてみたい方や、はじめてヨガをする皆さまに体験レッスン(ドロップイン)をご用意しています。 実際に肌でヨガを感じてもらいます。下記のご予約手順をご覧の上、どうぞご利用ください。(※レッスンのご視察などは相談ください。)

 

体験レッスンしたい方は2,500円で入会可能
ドロップイン(都度払い)の方は1回3,000円でお試しいただけます

● ドロップイン A 3,000円(税込) 対象クラス:90分間、75分間のレギュラークラス

ブリーズィングヨガ・EASY YOGA Training・ハタヨガフロー・リフレッシュヨガ・ボディケアヨガ

● ドロップイン B 2,500円(税込) 対象クラス:60分間、45分間以下のレギュラークラス

瞑想・やさしいヨガ・ベーシックヨーガ

【対象クラス:レギュラークラス】
ブリーズィングヨガ、 EASY YOGA Training、ハタヨ
ガフロー、瞑想、やさしいヨガ、リフレッシュヨガ、 ボディケアヨガ、ベーシックヨーガ…など色々。

下記タイムテーブルは目安になります。スケジュールは月毎に変動いたしますので、その月ごとのレッスンテーブルをご確認ください。どうぞよろしくお願い申し上げます。

※現在 コロナ禍の影響でクラス内容が大きく変わっております。スケジュールをご確認の上ご参加ください。※少人数で行っておりますので、レッスンの始まる直前、最中、直後は連絡が取れません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
 

Monday

Tuesday

Wednesday

Thursday

Friday

Saturday

Sunday
午前

 
Breathing Yoga
ブリーズィングヨガ
10:15~11:45
Breathing Yoga
ブリーズィングヨガ
10:15~11:45

 
 
指導者養成講座
10:40~
(現在休講中)
オンラインヨガ
10:00~11:20
午後1

 
やさしいヨガ
13:00~13:40

 
   
Yoga for release
13:15~14:45
(現在休講中)

 
午後2

 
       
Breathing Yoga
ブリーズィングヨガ
15:00~16:30
※内容変更あり(現在休講中)

 
夜1

 
Breathing Yoga
ブリーズィングヨガ
18:15~19:45
ボディケアヨガ
18:15~19:45
(現在休講中)
Basic Yoga
ベーシックヨガ
19:15~20:15
(現在休講中)
Breathing Yoga
ブリーズィングヨガ
19:15~20:45

 
 
夜2

 
     
瞑想
(第2・第4週のみ)
21:00~21:30
(現在休講中)

 
 

お申し込み

■体験レッスン(ドロップイン)のお申し込み(ご予約)はお問い合わせフォームからが便利です。当日のお申し込みですとご連絡ができない場合もございます。2日前までにお申込み頂けますと大変助かります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

■下記からでもお申し込みできます
メールからのお申し込み⇒m-breath@iris.dti.ne.jp

※現在メールでのお申込みをお願いしております
①~③をお伝えください
①お名前
②ご連絡先(携帯、電話番号など)
③体験ご希望のクラス(クラス名と日時)

当日ご用意していただくもの

●動きやすい服装 (ウェア上下)
●ハンドタオル (汗ふき用)
●体験料

※ヨガマットはこちらで用意いたします(体験料に含)

資料のご請求について

皆さまにご提示できるスクール情報はホームページに載せてあります。
基本的に資料のご請求を受付けしておりません。
資料をお仕事などで必要な場合は、スタッフまでお申し付けください。

入会方法

入会は随時承っております。
入会申込書に必要事項をご記入していただきます。

●更新料はありません
●会員カードを紛失された場合は、再発行手数料として1,100円(税込)が、別途かかります。

Yogaばなし

ヨーガの源

 太古の昔より 人間は自らの存在(心や体など  自分という宇宙)と向き合って生きてきました。 現代よりも自然との繋がりが深く、その移ろいを直接いのちの感覚でとらえながらの生活では、より繊細な感覚や深い観察能力が育まれていたのかもしれません。(空や風の流れ、海や川、山や草原、動物や植物などの生物、大地、岩や巨石、太陽や星々の動き、宇宙… など)  先人たちが行ってきた 自分の存在(自分という宇宙)の観察・探究は、古代の遺跡や文献などから うかがい知ることができます。 
 このような自然環境の中で生きていく経験や 自分の存在 を理解していく為の模索は多くの気付き・発見に繋がり、自分の生命の豊かさ(自己の存在やすでにその中にある貴重な潜在的な能力、あり方など)をさらに深めていったものと思われます。 こうした人間の暮らしや、自己を模索していく姿勢、根源的な感覚は、私たちが地球で生きる上でのベースとなるもので、その流れが ヨーガ(ヨガ) の源流と推察されます。
 私たちがヨーガ(ヨガ)をする時も、こうした姿勢や感覚を頼りにできれば、きっと自分の中の深い豊かさ・調和に気づき、繋がっていけるのでしょう。 「 自分の存在(自分という宇宙)」に意識を向けて、心身・生命の声に耳を傾ける。こうした人間のあり方そのものを ヨーガ(ヨガ)と表現しています。

古代文明に見るヨーガ(Yoga、ヨガ、瑜伽)

インダス文明

(写真はモヘンジョ・ダロ「死者の丘」)

 紀元前2600年~紀元前1800年ごろに栄えた世界四大文明のひとつインダス文明の都市遺跡のモヘンジョ・ダロから坐を組んで瞑想をしているような坐像の印章が見つかっております。(年代は諸説あり) このインダス文明は現在のパキスタン、インド、アフガニスタンを流れるインダス川とガッガル・ハークラー川(古代にインダス川と並行して流れていたとされる現在は流れていない川)の周辺に栄えました。 この文明の都市遺跡としてハラッパ―やモヘンジョ・ダロは特に有名ですが、1990年代にもドーラビーラ―という遺跡が見つかっています。 これらの遺跡はしっかりとした設計のもとにつくられていて沐浴場や下水などの水処理施設も見られます。 そして現在でも解読不能とされるインダス文字も大きな特徴のひとつです。 この文明は謎が多く、その衰退・滅亡の直接的な原因もよくわかっておらず、諸説があげられています。

※ガッガル・ハークラー川はリグ・ベーダの中に出てくるサラスヴァティーではないかとの見方が強いです。 この川跡の周辺からは遺跡がよく見つかっています。

インダス文明を代表する
都市国家の分布

(※ピンクの囲い 大まかな位置)

チグリス川とユーフラテス川の周辺で栄えたメソポタミア文明(現イラクの一部)からもインダス文字の書かれた印章が発見されていることから、インダス文明とメソポタミア文明の交流があったとも言われています。

写真の中央は1~3世紀ごろに栄えたクシャーナ朝の仏塔

(モヘンジョ・ダロの遺跡の後方にそびえる)

古代文献にみるヨーガ

「ヨーガ」という言葉が出てきたのは紀元前800年~紀元前500年ごろにサンスクリットで書かれた古ウパニシャッドのひとつ『タイッティリーヤ・ウパニシャッド』という書物になります。 また紀元前350年~紀元前300年ごろに書かれた『カタ・ウパニシャッド(カータカ・ウパニシャッド)』の中では、ヨーガをする人を馬車に例えて、『跳びはねる馬のような自分の心に軛くびきや手綱をつけて制御する』という表現で心の統一についての説明が書かれています。

ヨーガはサンスクリット語の“yuj(結びつけること)”に由来する語で、英語の“yoke(軛くびき)”も同じ語源と考えられています。 ちなみに“ウパニシャッド”とは200以上ある書物の総称で、“奥義書”として訳されていますが、語源としては“近くに座す”という意味合いになります。 ウパニシャッドができた時期は書物によって紀元前800年ごろ~紀元後1500年代までと幅広く、その大きな特徴のひとつに『梵我一如 ぼんがいちにょ』という思想があります。 これは宇宙の普遍的な原理法則(梵、ブラフマン、宇宙我)と個人の原理法則(我、アートマン、個人我)の根本からの一致を説いたものです。
そしてこの思想をさらに洗練し発展させたものが、8世紀にシャンカラによって説かれた梵(ブラフマン、宇宙我)のみが存在するという『不二一元論(ふにいちげんろん)』になります。

 

ヨーガ・スートラ(瑜伽経)

2~4(6)世紀ごろにはパタンジャリという人物によって『ヨーガ・スートラ』というヨーガの実践方法が編纂されますが、パタンジャリ1人の仕事というよりは、ヨーガを実践した先人達の遺した情報を複数の人が引き継ぎながら纏(まと)めていったという見解もあります。 “スートラ”は“糸”を意味していて、いくつもの詩のような長さの文章を糸を紡ぐようにして連ねまとめたものになります。 この経典は4章からなり、ヨーガを「心の働きを抑制すること」としてその目的を定義づけし、「八階梯のヨーガ」が大きな特徴としてあげられます。

ヨーガ・スートラ
第1章(51節)
ヨーガの定義づけ など
第2章(55節)
禁戒、勧戒、アーサナ(坐り方)、プラーナーヤーマ(調息)、制感 など
第3章(55節)
凝念、静慮、三昧 など
第4章(34節)
その他
八支則(八階梯)
1 ヤマ
禁戒 きんかい
やってはいけない戒め。非暴力・嘘をつかない・不盗・貪るな禁欲(性的に淫らになるな)
2 ニヤマ
勧戒  かんかい
すすんでしたいこと。道徳など
清浄・知足(足るを知る)・苦行・読誦・自在神祈念
3 アーサナ
坐法 ざほう
坐り方※ここのアーサナは現代のヨガのようなポーズィングをさしていない
4 プラーナーヤーマ
調息 ちょうそく
呼吸によるプラーナ(気)の摂取法(呼吸法)
5 プラティヤーハーラ
制感 せいかん
特定の対象に意識を向ける前に、いちど自分に意識を戻す
6 ダーラナー
凝念  ぎょうねん
特定の対象に意識を繋げる。瞑想の状態
7 ディヤーナ (ディヤーン)
観想 かんそう
静慮 じょうりょ
特定の対象に意識が繋がって展開している状態。
瞑想の状態。「禅」の音写
8 サマーディ
三昧 ざんまい
意識がこれまで客体化していた対象そのものになる
(一体化、対象そのものを映す)

『ヨーガ・スートラ』はヨーガ学派の根本経典で、この学派はヨーガを実践することで心身を統一して解脱することを目的にしていました。 またヨーガ・スートラをベースにした系統は『ラージャ・ヨーガ』と呼ばれ、研究者からは『古典ヨーガ』とされています。

 

丹田って?

丹田は古くから生命エネルギーの宿る重要な場所とされてきました。 日本では江戸時代中ごろに白隠禅師が、この丹田を意識した呼吸で自らの病を治療し、その方法を弟子たちに伝えたことで有名です。

丹田の具体的な位置は「へそ下3寸奥」という場所にあり、へそ下約9㎝前後(1寸=約3cm)奥になります。

人によって体格差などがあるので、臍(へそ)から丹田の距離(へそから何cm)は微妙に異なります。

●丹田の見つけ方

へそから指5本分くらい下の体の奥(目安 仙骨の前あたり)

目安:片手の指をそろえてお腹において、親指をおへそに当て、小指の位置でその奥、体のまん中辺りが丹田です。
体の奥で見えない場所にになりますが、骨盤の内側の空間のゾーンをイメージするとわかりやすいです。まずはそこに意識を向けてみましょう。

※深堀ヨガスクールではこのPointをとても大切にしながらレッスンを行っております。